高知のカラリスト大倉美知子のごきげんな毎日
13PD終了!


今日は、高知大学 共通教育 キャリアパス演習 2013「プライベートデザイン講座〜幸せ色の見つけ方〜」の最終回でした。



後期は半袖の10月から始まり、秋冬を共に成長して、巣立ちの春を迎えます。



今年は人数制限のお陰で、最終回に振り返りの余裕ができたので、チョコレートを食べながら、言うたもん勝ち理想の人生宣言!



毎年、「受講して良かった」と、言ってもらえるのが嬉しいです。



13PDの皆、幸せな人生を歩んでね!



ずっと見守ってますよ!
| PERSONAL | 高知大学 | 09:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
「タージ・マハール」 北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その7
今回の旅のメインイベント☆
4つ目の世界遺産、憧れの「タージ・マハール」です!

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ムガール帝国第5第皇帝シャー・ジャハーンが、亡くなった王妃を想う気持ちが溢れる、完璧なシンメトリー建築の美しさに圧倒されました。

手前の庭園は、ムガール様式。
4つの尖塔ミナレットに囲まれたドームは、イスラム建築。
貴石で施された草花・唐草・幾何学模様は、ペルシア調。
これらの融合が、北方から侵入してきたムガール王朝の独特な様式美ですね。

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縦階級は別として、デザイン美から、多様な民族と言語や宗教を受容する、インドの国民性が育まれたのではないかと、視覚から感じました。

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いよいよ霊廟に。
靴にカバーを被せて上がります。
 

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アーチの周りには、黒大理石のコーラン。
中は撮影禁止です。
この正面入口から入ると、レプリカですが霊廟の中央に14人の子を産み36歳で亡くなった王妃の柩、その横に息子による幽閉後に葬られた皇帝の柩が置かれていました。



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こちらは霊廟の出口です。
イスラム教徒にとっては、罪を許され清められる高殿。
究極の愛と建築美に心を洗われて、誰もが清々しい表情なのが印象的でした。

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大理石の草花の彫刻は、ペルシャ調。

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メインドームの階段下から、基部の壁を撮影しました。



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更に、隅をアップにしてみましょう。

翡翠・水晶は中国から、サファイヤはスリランカ、トルコ石はチベットなど、
世界中から集められた、華やかな貴石の象嵌細工です。

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建築家や職人を3万人を動員し、これだけの物を1631年から、たった22年で建築したとはスゴイ!
大理石をはじめとする膨大な資材を各地から運ぶ象たちも想像してしまいました。



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入口から向かって右手の迎賓館側から。


東西南北どこから見てもシンメトリーの美しさ!

※飛行機や人ごみでウイルスから守ってくれる、IDカード状のエアマスク除菌はオススメです。

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霊廟から、入場してきた赤砂岩のメインゲートを臨みます。

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これは入場する時の写真。


扉はムガール・アーチはイスラム、ムガール・イスラム様式のメインゲートです。



※手前は現地ガイドのシンさん。


シク教徒なので、2日に1回、朝10分ほどかけて6mのターバンを巻くのだそうです。


紺からモスグリーンに変えていたので、「ニューイヤーズ用の特別な意味を持つ色か」と質問したら、


単に彼のラッキーカラーのグリーンでした! 

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このメインゲートを抜けると、感動のタージ・マハールが姿を現します。

冬の午前中は濃霧で隠れてしまうので、日程を調整して夕方入りました。
こうして夢のタージマハルが見られたのは、136回目のインド添乗☆読売旅行 山原添乗員さんの御蔭です!
感謝☆

| PERSONAL | 色旅 | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
「アグラ城」 北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その6
この旅、3つ目の世界遺産、アグラ城。

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噴水付きの優美な大理石の八角塔は、タージ・マハールを建築したシャー・ジャハーン帝が、愛妃ムムタズ・マハールの居室として建てたもの。

その後、あまりの浪費ぶりに、息子によって1666年に74歳で亡くなるまでの7年間をこの部屋で幽閉されている。

このバルコニーから、ヤムナー河の対岸に小さく見えるタージ・マハールを眺める70代の皇帝を想像すると、なんだか切ないなぁ。。。

ちなみに、1666年はニュートンがスペクトルを発見して「色は光」と証明した、色彩の物理科学元年!

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ジャスミンタワーとも呼ばれる塔は、補色配色の貴石や彫刻で飾られて、なんて優美なデザインなのでしょう。

インドの色って、作るんじゃなくて、宝石そのまんまなんですから・・・。


マハラジャったら、もう。。。(笑)

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白大理石をふんだんに使った、シャー・ジャハーン帝の謁見の間。

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シャー・ジャハーン帝と子どもたちの寝室ゾーン、カース・マハール。

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寝室の天井や壁を埋め尽くした、象嵌や金細工☆

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着色ではなく、大理石が光を通すことを計算したデザイン。

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優美なセンスの持ち主ゆえの散財なのでしょうね。。。

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実は、最初に赤砂岩の堅固な城塞アグラ城を建築したのは、3代皇帝アクバル。


1565年から10年かけて建築したということは、同時期に世界遺産ファテプールシークリーも建築していたということ!

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これは城内ですが、高さ20mを誇る赤砂岩の城壁が、2.5kmに渡って続いているのだそう。

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石造りの浴槽として展示されていますが、現地ガイドさんによると、元は宝石の都ジャイプールから輿入れした妃の持参金として中に宝石がざっくり入っていたのだとか。


インドのマハラジャって、桁違いの財力ですね☆

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アクバル帝が、待望の息子ジャハンギールの為に建築した宮殿は、赤砂岩に白大理石の象嵌細工。
もちろん、イスラムとヒンドゥー様式の融合デザイン。

それぞれ趣が違う、ムガール帝国 歴代皇帝の居城なのでした。

| PERSONAL | 色旅 | 19:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ファテプールシークリー」 北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その5
北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その4今回の旅、2つ目の世界遺産「ファテプールシークリー」へ。

霧の中、アグラから1時間程の移動中、道路の両脇に延々と続く菜の花畑が幻想的でした。
菜種油を採るついでに、養蜂もしていましたよ。

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1571年にムガール帝国3代皇帝アクバルが、ジャイプールから遷都して、わずか14年で捨てられた「勝利の都」。

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イスラムとヒンドゥーが融合した美しい建築様式。
宝石の家とも呼ばれるディワニ・カース。

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その中にあるのが、見上げるタイプの玉座です。

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中庭のマス目は、人間チェス盤。
 




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王様は風通しの良い5重の塔から、ゲームを楽しんだのだそう。

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皇帝のプライベートルーム、クワーブ・ガー。


プールの通路も美しい宮中女性たちを渡らせて楽しむ趣向。

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とにかく、彫刻や型押しで「何様式?」と、混乱するほどの独創的なデザインが至る所に施されています。

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後継者が生まれずに悩んでいた皇帝が、予言によって遷都した王宮。
ザクロの子孫繁栄など、日本の吉祥文様のような意味が、精一杯込められているのでしょうね。

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宗教文化の融合という哲学を持ち、イスラム教意外にも寛容だったアクバル帝。
ヒンドゥー教徒・イスラム教徒・キリスト教徒の3人の妻のように、


貴重なオリジナルデザインの宝庫でした。

| PERSONAL | 色旅 | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ジャイプール」 北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その4
ジャイプールは、歴史ある伝統工芸の街。

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宝石店見学へ。

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手前のスタールビーが特産です。

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次はインド更紗店見学。

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ヘナを重ねる、ブロックプリントの実演です。

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せっかくですから、サリーを着せていただきました。


ナマステ〜!

| PERSONAL | 色旅 | 17:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
「シティ・パレス 」 北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その3
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アンベールからジャイプールへの遷都を行った、マハラジャでジャンタル・マンタルをはじめ各地に天文台を作ったサワーイ・ジャイ・スィン2世が、1729年に建築した王宮「シティ・パレス」です。

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現在もマハラジャが居住しており、このように旗が上がっているのはご在宮のサイン!

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謁見の間ディカニ・カース。

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優美なアーチの列柱とシャンデリアに、うっとり。

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マハラジャの住居、チャンドラ・マハール(月の宮殿)。

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見事な孔雀は、踊る女性を象徴しているのだそうです。

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緻密なデザインのラジェンドラ門。

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神様のお遣いの大理石の象が守っています。

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ジャイプールの別名、ピンクシティを象徴する「風の宮殿」。

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姿を見る事を禁じられていた宮中女性が、小部屋から街の様子を見る為に建てられたそうです。

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年末年始のホリデーシーズンということで、


シティ・パレスの珍しいライトアップも見る事ができました。

| PERSONAL | 色旅 | 16:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ジャンタルマンタル」 北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その2
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1つ目の世界遺産「ジャンタルマンタル」は、


1728年に天文学者でもあったマハラジャ、サワーイ・ジャイ・スィンが建造した天文台!

これは、ラグ・サムラート・ヤントラという日時計です。

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太陽が出ていたら、メモリの日陰の位置で2秒単位まで時間を測れるとか。


現在も正確に計測が続けられており、都市ジャイプールのジャイは、彼の名前から取られたものだそうですよ。

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各12星座の観測儀、ラージ・ヴァラヤ・ヤントラ。

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補足用のジャイ・プラカーシュ・ヤントラ。


対になった物がもう一つあります。デザイン的にもスゴイ!

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ナディヴァラヤ・ヤントラ。


これも南北2つのプレートに落ちる影から、春分や夏至などを計測します。

| PERSONAL | 色旅 | 14:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
教育サロンKiT 1月例会


教育サロンKiT 1月例会を開催しました。



勉強会は、貞岡美樹先生を講師にお招きし、絵本セラピー「わたしとなかよし」。

自己肯定を育むワークショップで、たくさんの気付きを頂きました。



太平洋学園さん、会場ご協力ありがとうございました!



懇親会は、運営委員3人で新年会。居酒屋おおつぼの美味しいお鍋を囲んで、教育について深いい話ができました。

次回 2月例会のご案内

日時: 2月12日(水)18時〜19時30分

場所: 高知大学朝倉キャンパス

演題:
自分で考え、行動する力を育む防災教育(仮)
−愛宕中学校の事例−

参加費:無料

ご参加ご希望の方は、コメント欄(非公開)から、お申し込みください。
| PERSONAL | 教育サロンKiT | 05:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
「アンベール城」 北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その1

北インドの旅は、ムガール帝国300年の華麗なマハラジャ文化に触れる旅でした。

1つ目の都市は、宝石で有名なジャイプール。
17世紀にほぼ完成したと言われる「アンベール城」へ。

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今回の旅のインテリアで一番感動した「鏡の間」。

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天井もこんなに緻密です。

ろうそくの炎や色布が、鏡の間全体に反射する様子を想像すると、
まるで万華鏡の中に居るような気持ちになりました。
ロマンティックですね〜♪



散りばめられていた宝石が剥された壁。
当時を考えると豪華さにため息が出ます。。。

添乗員さんによると、青はトルコ石やラピスラズリ。
緑は水晶・石英・石灰石などから採られたそうです。

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緻密なフレスコ画が見事な宮殿の正門「ガネーシャ門」。
中央の入口上部にヒンドゥー教のガネーシャ神が描かれていて、
アラベスク模様と折衷デザインです。

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小高い丘の斜面に建つ、アンベール城からの眺め。
周囲の山々には、万里の長城のような城壁が残っています。

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・・・というわけで、アンベール城の往復に利用される、
ヘナで彩られた、有名な象タクシーのお通りです。

象は神様のお使い。
動物園の檻は何なんだと思ってしまうくらい、普通にすれ違います。

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私たちのツアーは、高さがありすぎて危ないのでジープに分乗。
細い坂道を野良ヤギの群れもすれ違います。
道路は人間だけの物では無いのよね。。。

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運転席・助手席・後部共、当たり前のように、どこにもドアはありません。
必死に掴まりながら、「これだけ使ってくれたら、車も幸せだな〜」と、
テープや布でぐるぐる巻きのハンドルを自動車整備科の学生の為に撮影しました。(笑)

1箇所目にして、現地ガイドさんの「インドだから。」に、洗脳されました。


| PERSONAL | 色旅 | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
第160回☆カラーセンスアップ
お正月から区切りの良い、第160回☆カラーセンスアップでした。

1月は、年越しをした北インドの華麗なマハラジャの色と、
元旦新聞の1面広告に大写しで登場する“時の人”のパーソナルカラー♪



開業15年を迎える今年の色は、インドで出会ったスタールビー☆
昨年の虎目石同様、落ち着いた赤紫がテーマカラーになりそうです!



赤い旗さて、来月2月13日(木)10〜12時は、
大阪からリフォームのリクエストをくださった方の為に「インテリアの色」がテーマです。

新聞の折り込みチラシや雑誌など、「こんなインテリアがいいな〜」と思う資料があったらお持ちくださいね。

なお、私も初めて知ったのですが、飛び入りの方の受講料7000円の内訳です。
(手数料500円、受講料3500円、教材費3000円)

大阪ご在住のMさん、お電話をありがとうございました!
良い機会を与えてくださった、感謝しております。

詳しくは、高新文化教室 (電話088-825-4322 )にお問い合わせくださいませ。
場所は、高知放送南館4階。
高知城の近く、高知新聞社の南向かいです。

2014年もどうぞよろしくお願いいたします!
| PERSONAL | 高新文化教室 | 21:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
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