今年度から、「国際デザイン・ビューティカレッジ」自動車整備科1年生も
高齢者の見えに配慮する
J-color「ライフケアカラー検定」にチャレンジしています。
今日の授業は校外研修。
ライフケアカラー活用事例として
、「高知トヨペット」さんのウェルキャブステーションで、
卸団地本店 坂本 拓 店長様にご説明をいただき、福祉車両の見学をさせていただきました。
主に個人ニーズ対応の助手席リフトアップシート車です。
亡父の介護では、車椅子から車に乗り降りさせるのが大変でした。
これなら、老老介護もボタン一つでずいぶん楽になりますね。
デイサービス送迎車や介護タクシーの法人ニーズに多い、車椅子リフト車。
介護者・車椅子利用者それぞれの視点で用途を体感させていただき、
初めて操作する学生もスムーズにリフトを出し入れできました。
白内障が多い高齢者は、1cmの段差でも転倒しやすいのです。
ドアをスライドさせると自動的にステップが出し入れされる「電動格納式ステップ」。
インテリアのフロアマットとステップの明度を配色カードで測色し、
明度差と実際の視認性を確認しました。
誘目性が高いレバーも測色。
更に、車種・メーカーが違っても色を統一しておけば、認知症にも有効ですね。
ブルーの車のルーフには、車椅子を電動でルーフ上に格納できる「ウェルキャリー」。
なんと、車椅子利用者が自分で車椅子を出し入れして運転できるそうです。
7年後、パラリンピックが日本で初めて開催されると、
東京を中心に身体障害者に配慮した街づくりも進み、
ますますウェルキャブニーズが高まることでしょう。
超高齢化先進県の高知に、全国に先駆けて
J-color検定を高知に導入できたのは、
「
国際デザイン・ビューティカレッジ」さんが公開会場になってくださったからです。
オートメカニックが大好きな学生たち。
お客様から頼りにされる車屋さんになれるよう、
ライフケアカラーを学ぶ重要性を理解してくれたと思います。
来週提出のレポートが楽しみだなぁ〜
お忙しい中、ご説明くださった坂本支店長様、関係者の皆様、
良い勉強をさせていただき、ありがとうございました。
今後共よろしくお願い申し上げます。