高知のカラリスト大倉美知子のごきげんな毎日
現代龍馬学会
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高知県立坂本龍馬記念館の第2回「現代龍馬学会」で、
龍馬が自分の刀の龍の目貫と下げ緒で作らせて、妻のお龍に贈った「帯留付き帯締め」を題材に、
【幕末の色〜龍馬のモダンなカラーセンス〜】を研究発表させていただきました。

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事務局さんが用意くださった素敵なコサージュを着けているのは、発表者や理事さんたち。
瑠海ちゃんとも久しぶりの再会!司会、お疲れ様でした。

写真右端の小島先生は、研究発表のためにご所有の鉄砲をお持ちくださいました。
奥から2つめのライフル銃は、龍馬が暗殺される少し前、
土佐藩に戻って売却した内の1つだそうです。
貴重なライフル銃を持たせていただきましたが、重くて持ち上げるのがやっと!

パワーポイントのタイトルの下に龍馬が生きた西暦1836〜1867を表記してあったら、
「龍馬が生まれた天保6年は1835年のはず。」と、参加者からクレームが。。。
私の隣の永国会長から、以下のご回答をいただきましたのでご紹介しますね。
鍵は旧暦と新暦の差。
先生がおっしゃるには、実は龍馬の本当の誕生日は分かっていないそうで、
天保6年は1835年だから桂浜には1835年と表示したのだそうです。
でも後で天保6年11月15日生まれとして先生が計算した結果、
西暦では1836年1月3日になるそうです。
すっご〜い!ほんと勉強になりますっ!!

よく、龍馬は33年の生涯で・・・と感心する人がいますが、
誕生日が不明だからビミョーだけど、
昔は数え年なので現代だと龍馬は31歳で没していることになります。
現代に照らし合わせて考えると、もっとスゴクないですか?
幕末の志士たちの年齢は、もし12月31日生まれだとすると、生まれた時が1歳、
翌日の1月1日には2歳になってしまうので、西暦に直して考えてみることも必要ですね。

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こちらはツバの研究発表。デザインをたくさん知ることができました。
写真は、“刀の「ツバ」が無いと、すぐに手が切られちゃうぞ”の実演。
私を含む7人の研究発表は題材や切り口が色々あって、私も勉強になりました。

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懇親会では、インターネット中継「龍馬TV」(刀の到着を待っていたので始まりが遅いですが、
ちょっと待ってね)をしてくれた方が、ツイッターの反応を報告してくれました。

「補色見えました!」「幕末のフロントホックなんて、表現が面白い。」「大倉さん神!」など、
お陰様で好評でした。反応くださった方、ありがとうございました。

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龍馬が愛した軍鶏鍋を囲んで、龍馬を偲びます。
関係者の皆様、お疲れ様でした!   感謝。
| PERSONAL | カラーセミナー | 17:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
熱田神宮
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ナント、ひつまぶし「蓬莱軒」さんに牽かれて、ノーマークだった「熱田神宮」参りですが、
祈祷所のついたてに出会いました。目が覚めるようなグラデーションの美しさ!
これぞ繧繝!日本の美意識。(これも今週末の龍馬学会のポイントですよ)

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立派なご本殿。厳かな気持ちで参拝させていただきました。
「熱田神宮」HPによると、三種の神器の一つ「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」の
御鎮座に始まるそうで、他にも境内には目の神様のお社があり、
奇しくも22日の「現代龍馬学会」に向けて、刀と視覚の神様のお導きを感じました。

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弘法大師のお手植えで、樹齢千年以上といわれている「大楠」です。

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大きな楠を特に七本楠と呼んでいるそうです。
しめ縄を張っているので、こちらもその内の一本でしょうか?
祈祷所の建築も苦心の配慮が伺えます。

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夏日でしたが、境内は歴史ある大木に守られて木陰がいっぱいでした。
感謝。
| PERSONAL | 地域資源 | 12:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ひつまぶし」食べ比べ
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小学校の修学旅行以来の名古屋!青空とのコントラストが美しい名古屋駅です。
せっかく岐阜まで足を伸ばしたので、
本場の「ひつまぶし」を堪能するために名古屋駅近くにもう一泊することにしました。

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ホテルがエスカ側だったので、夕食にふらりと入ったエスカ内の「備長」。
これが、大正解☆ ミッドタウン以来の再会【義侠】が!(写真奥のグラス800円)
うなぎのカリカリ焼きは、地元「かいだ屋」好みの私にぴったり。
このままでおいしいのに・・・と思いながら、葱・わさび・のりで2膳目。イケル!
3膳目のお茶漬けは・・・?、「う〜ん、おだしがおいしい☆」。

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翌日のお昼は、行列で有名な「蓬莱軒」さん。
蒸し加減が絶妙で、さすが元祖☆「ひつまぶし」として混ぜやすい!
1人分の予約は13時半以降ということで、帰る時間を遅らせて予約。
一応、お店の場所確認を・・・と寄ったら、開店直後だったようで並んでない!
す〜っと、カウンターに座れちゃいました。
予約をキャンセルして出る時には、40分待ちでしたよ。(熱田神社は後ほどアップしますね)

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こんなにおいしいならと、帰る前に早めの晩御飯。
地元の方おススメの「まるや」さんへ。
「備長」と「蓬莱軒」の中間の硬さで、サービスが的を得ている☆
薬味やだしのお代りがあり、私はのりをもう一袋いただきました。
さすがにご飯は残すけど、だしの味は焼き加減が3店とも違うし、
3種類の食べ方があるので飽きがこないのがすごい!

ここは遅いお昼に通りかかった時に並んでいたので、
店の休憩時間が無いのを確かめて出直すと、並ばずに入れました。
繁盛店チャレンジは、時間をずらせば大丈夫!
| PERSONAL | 食酒仲間 | 19:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
岐阜
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学会で岐阜へ。

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岐阜駅に降りると、金の信長!!
3千万の寄付金で建立したそうですぞ。

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道三と信長の岐阜城。
来年の大河「お江」で、脚光を浴びそうですね。
ふもとの公園には、初代土佐藩城主山内一豊と千代の結婚の記念碑や、
板垣退助が暗殺された記念碑があり、高知との深いご縁を感じました。

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「こりゃ、攻められまい。」の山城。
360度監視ができる、天守閣からの眺めです。

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金の瓢箪みたいな金具が「目貫」、袴に縛る藍色の「下げ緒」。
今度の龍馬学会のポイントですよ。

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正法寺の優美な「岐阜大仏」。
「へぇ〜、日本3大仏が岐阜にあるの?!知らなかった〜!」と、
あっさり奈良・鎌倉・岐阜の3大仏制覇しちゃいました。

| PERSONAL | 出張 | 17:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
カラーセンスアップ5月
携帯サイトで見られるように10%画像にしていましたが、
すっごく小さく表示されるようになったので、この記事から試しに15%に戻してみますね。

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毎月第2木曜日は、高新文化教室さんで「カラーセンスアップ」です。

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午後はビジネス系のフリーペーパーの取材のため、ボトムだけ紺のスカートにチェンジ。

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さて、高新文化教室では生徒さんから着物の染め直しの質問がありました。

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この方は、鮮やかな色がお似合いなパーソナルカラー「冬」タイプ。
でも、染物屋さんは「年甲斐も無い!」と、驚かれたそうです。

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「染物屋さんは、こちらの暗い地味な色をおススメくださるのですが、先生見てください。」
とのご質問。せっかくなので受講生の皆さんにも一緒にご覧いただきました。

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満場一致で本来のパーソナルカラーに合った、鮮やかな紫に決定!
生徒さん方が驚くほど、肌色が明るくなり、瞳がイキイキ見えますね。
お陰様で皆も勉強になりました。良いご質問をありがとうございました。

| PERSONAL | 高新文化教室 | 19:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
「現代龍馬学会」総会告知
 5月22日(日)に、第2回「現代龍馬学会」総会が開催されます。

私は午後の部で、
「お龍の帯締め」の配色を元に【幕末の色〜 龍馬のモダンなカラーセンス〜】を発表します。
この帯締めは2008年に「かるぽーと」と「坂本龍馬記念館」に展示されたもので、
龍馬が妻お龍のために、自分の刀の「下げ緒」と「目貫」で作らせたものです。

どれだけ龍馬がスゴイか、
地域資源アドバイザーとして 追求してきた「龍馬スピリット」と「龍馬ツーリズム」を、
カラリスト(色の専門家)として視覚的にアプローチいたしますね。

主催は「高知県立坂本龍馬記念館」、場所は記念館隣の「桂浜荘」、参加費は無料。
一般参加のお申込は現代龍馬学会事務局まで。
(TEL:088-841-0001 FAX:088-841-0015)
詳細は現代龍馬学会HPをどうぞ


| PERSONAL | カラーセミナー | 17:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
GWは洗濯日和。。。
例年GWは仕事。
しかも ありがたいことに今年の高知GWは、
「龍馬伝」効果で桂浜道路を閉鎖するほどの混雑予想&洗濯日和とあって、
道路も居酒屋も観光客に明け渡すジモティのおもてなしをさせていただいた。

毎日新鮮なお刺身を求めて、食料品の買い出しに行く大橋通りは、
「ひろめ市場」を中心にすごい人口密度!毎日が“日曜市”みたい。。。

そんな中、対照的な「赤と黄」の色効果が印象的だった。
まずは、広大な規模で開催された上海万博「中国館の赤」。
赤の活気と威厳を表す王冠の形があいまって、
世界に中国経済の躍進を印象づけることに成功した好例。

一方、「現実的には・・・。」って、今更何言ってんの?!と、
国民の皆さんを落胆させた「かりゆしの黄」。
この期に及んで、園児バッグの黄を着用して臨むとは・・・。
「ねぇ頑張ってるでしょ。ボクの気持ち分かって。」と、
ひよこ色が訴え、稚拙な印象を与えてしまう。
明るい前向きな黄だが、光明を見出したい心情が見えるということは・・・、
まだベストな腹案を模索中と透けて見え、自国の先行きに底知れぬ不安を抱くこととなる。

これじゃ、幕末を洗濯した龍馬がブームになるワケだ。
命がけで自由な選択ができる世にしてもらったんだから、
来年のお江みたく戦国時代に翻弄されないようにしないとね。
賢者の洗濯選択!
| PERSONAL | カラー | 13:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
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