高知のカラリスト大倉美知子のごきげんな毎日
歩道 カラー分離 
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27℃の高知から一時間のフライトで、正午ごろ17℃の東京へ。
ここは靖国通りの中央大大学院前の歩行者優先道路。
歩道の自転車・歩行者レーンを、カラー分離しています。
土佐道路の潮江地区の舗装の色は、連絡無いけど どーなったのかな?

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自転車レーンは、誘目色の暖色。路面に分かりやすいピクトグラム(絵文字)☆

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歩行者レーンは、ゆったり安全に歩く緑が中心。
乾くとどんな色が分かりませんが、ローズベージュが配色されていることが、
私が土佐道路でアドバイスしている色に近く、「やっぱりいいじゃん♪」と、嬉しくなります。
ピンク系は優しい心持にさせてくれるので、歩行者も自転車も思いやりをもって通行できる歩道になるのです。
警察が指示をするわけにもいかないのでしょうが、子どもを通わせた幼稚園では、安全性と情緒を育む観点から、
このピクトグラムのように「必ず子どもと手をつないで通園するように」と、繰り返し指導がありました。

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弱視の方の誘導ブロックの視認性もOK。
ただ、ブロック舗装は、白杖をつく視覚障害者にとって、杖の先がひっかかってお腹にグンと当たるのだそうです…。

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雨が降った後みたいで、水はけの良い「透水性」と、NTTさんの蓋の「保水性」ブロックの違いが歴然とします。
このタイプも目的別に是非があり、水溜りができにくく植樹帯に雨水が浸透するのは透水性、
ヒートアイランド現象を緩和するのが、保水性なのです。

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さらに植樹帯に看板。

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これでもかと、頭上に標識。
これだけ、ゆったりと歩道の幅があるように思えても、人口の多い都会では事故が多いのでしょう。
安全に楽しく、歩道を通行したいものですね。
| PERSONAL | カラー | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
高知城de中秋の名月
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写真は、ライトアップされた高知城の追手門です。
9月25日は、中秋の名月でした。
今年は、観月イベントとして21時まで一般公開される高知城の天守閣から観ることに。
いつも仕事と重なって行けなかったから、初めてです!満月

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↑天守閣から、の満月と夜景。私のデジカメからでも映るくらいだから、実際はもっとキレイ!

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天守閣には、粋なしつらえが。ニコニコ

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高知城の天守閣に登るのは、お花見や銀杏の紅葉のころに来ても、中に入らなかったから10年ぶりかなぁ…。

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へぇ〜、今はこんな人形が展示されているのね…。

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特別展示です。

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私には、天守閣まで登るのに、月見団子よりも魚ビールが必要。たらーっ
お月見前に立ち寄ったのは、「十市屋」さん。本日のおススメは、初チャレンジの鰹の子「しまきり」なり。
お〜!初めての食感!弾力がスゴイ!! 
ねっとりと歯にまとわりつくような鰹のお刺身と、牛肉「三角」の串焼きを頂きましたぞ、殿ぉ〜。モグモグ
| PERSONAL | 食酒仲間 | 22:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
高知新聞連載終了
本日、お陰様でくらし面連載「幸せ色に包まれて」が40回目、最終回を迎えました。
40回目の横見出しは「色彩学のススメ」 縦見出しは「雲の上はいつも青空」。
写真は、昨年6月にブログでアップしたものです

朝から、たくさんのメールを頂き、ありがとうございました。
このブログをお読みくださっている皆さんも、私にとっての「幸せ色」です。
皆様の応援のお陰で、何とか40話に辿り着きました。
全国の皆様に、感謝を込めて、最終回をブログにコピーいたします。

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お陰様で最終回です。初対面でも「あのカラーエッセイ好き〜」とか、
「初回から切り抜いています」と、おっしゃっていただけて、
嬉しい十カ月でした。皆様に心からの感謝を申し上げます。

このコーナーの色彩設計は私がさせていただき、デザインは高知新聞画像部の門田麻希さんにご協力いただきました。
例えば、タイトルの「幸せ色」は、幼いころのお気に入りワンピースのパステルピンク。しゃぼん玉のイメージを伝えて、デザインしてもらっています。
アウトラインは、虹色のグラデーション。コーナー全体に、くらし面上部のカラフルなインデックスを考慮した補色配色を組み合わせ、多色使いをパステルトーンでまとめました。
なお、掲載写真中、十五枚は、ご提供や私の仕事風景を撮影していただいたものです。ご協力くださった方々に御礼申し上げます。

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今回の写真は、昨年の梅雨、東京から帰高する水平飛行中の機内から撮影しました。
天気予報で「日本列島は、すっぽりと雲に覆われています」と、聞いたとおり、雲海がどこまでも切れ目無く広がっています。
「雲の上は、いつも青空なのだ」と、勇気が湧いてきました。雨の日だって、こんな晴天の光が、雲を透過して地上に届いているのです。
 十二年前、東京でパーソナルカラー診断を受け、人の印象を変える「色のチカラ」に驚愕!
ライフワークにしようと、色彩学を学ぶ中で、白色の太陽光の中にそれぞれの色効果を持った虹色が含まれていることを再認識しました。
太陽系に暮らす私たちは、ただ存在するだけで、美しい色の光に包まれているのだと、ありがたい気持ちでいっぱいになります。 
誰もが幸せ色に包まれていることをお伝えしたく、四十話を執筆させていただきました。
私自身、色に出会い、視野が広がった気がします。拙文ながら、皆様の色の扉を開くきっかけになれば幸いです。

 そして、この連載を通して、たくさんの方に応援していただき、私にとっての幸せ色は、私を包んでくれるすべての人だと、気づかせていただきました。
 これからもご縁を大切に、高知で生まれ育ったカラリストとして、風土や県民性に合った「適色適所」を提案してまいりたいと存じます。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

            カラリスト 大倉 美知子よつばのクローバー

※9月29日〜10月3日まで、東京に出張いたします。飛行機
| PERSONAL | カラー | 01:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
島根県 石州瓦色の地域性
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島根県には、今までに2度、色彩講師の仕事で行かせていただきました。
一度目は、平成15年の三刀屋町。島根県商工会 雲南ブロック女性部さんの「カラーセミナー」。
バスで広島経由で往復し、山を越える毎に赤瓦が増えました。
この時は、私のデジカメが重くて持参していませんでした。ザンネン!

2度目は、平成16年。松江市の宍道湖のほとりで開かれた、
中小企業大学校広島校さんの 新規創業支援研修で、「起業とカラーセミナー」。
前日入りのJRでの移動でしたが、ホテルに入る時も出る時も外は暗く…。
まん前の宍道湖は、昼休みに会場のガラス窓から見ただけでした。

今回の3度目の島根は、ゼッタイに赤瓦を撮影するぞ!と、気合を入れた昼間の移動。
東西に長い島根に、広島からバスで入り、西から東へJRで移動し、岡山にJRで抜けるルートです。
結論から言うと、石州瓦の赤は山合いに多く、都市や海岸に近い地域はダークグレイの割合が増え、城下町松江は武家屋敷のダークグレイが多くなるように思いました。

↑写真は、広島から島根県に入ったあたりでしょうか。浜田自動車道に入ると、赤瓦ばかり。バスの中から撮影。
日照時間が少ない山陰の山奥に、雪が積もる風景を想像すると、暖色の赤瓦が受け入れられる理由が分かりますね。

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金城町に近い、自動車道のICあたり。バスの中から撮影。場所が不案内でごめんなさい。

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金城町の美又地区。

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金城町郵便局付近。

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海の側の浜田市。浜田駅構内から撮影。灰色の瓦の割合が増えます。
海の反射、日照時間などで、平均気温が高くなるのではないでしょうか。

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石見銀山の近く。バスの中から撮影。

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石見銀山から、大田市に近くなると、灰色の瓦の割合が増えてきます。

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松江城の堀川沿い。武家屋敷の灰色の瓦割合が圧倒的に増えます。
金沢の黒瓦は、もしもの時に鉄砲の弾に加工できるように、鉛を入れた黒瓦でした。

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松江から岡山へ向かう、JRより撮影。中海も越え、大山を望む地方の平野部は、灰色の瓦でした。
| PERSONAL | カラー | 00:16 | comments(6) | trackbacks(0) |
松江出張と地元紙掲載
今回の松江出張の目的は3つ。
1つ目は、お世話になっているウエーヴの藤田先生にご紹介いただいた、
島根県商工会連合会の石川事務局長への表敬訪問。静かな松江の上品な紳士でした。
お時間をお取りいただき、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
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2つ目は、「碧玉(へきぎょく)」。実際に、この目でその色を確かめること。
すご〜い、こんな青みの強い石まであるんだ〜!! 百聞は一見にしかず☆
玉造の地名からも、勾玉が古くからこの地で創られていたことが分かります。

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原石と一緒に撮影していただきました。色は違うけど、2つとも碧玉。
実は、こちらのお店は「めのうの店 川島」さん。
丁寧に、碧玉と めのうについて教えていただきました。ありがとうございました!

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3つ目は、商店街や建築物の環境色彩。
高知の橋の塗り替えの会議を控えているので、宍道湖にかかる3つの橋の視察をしていると…。

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「すみません、日傘を差して歩いている写真を撮らせてください。」と、一声。
「山陰中央新報社」の記者さんが、連日の猛暑を伝える写真を撮りたいとのこと。
新聞社と聞けば、高知新聞に連載中の身。記者さんの苦労はよぉ〜く分かります。
お〜し、おーくらみっちゃん! 協力しちゃいましょ揺れるハート

翌日21日の島根と鳥取に配られる朝刊に、しっかり「南国高知からの旅行者」と、名前とコメントが掲載されていました。
郵送してくださった紙面を見ると、この日の益田市は35.6度を記録したそう!

山陰に、しっかり足跡を残してきた私でした。

| PERSONAL | 出張 | 10:17 | comments(2) | trackbacks(0) |
松江 堀川めぐり
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ご挨拶に伺った島根県商工会連合会本部は、松江城の近く。
帰り道、環境色彩の調査をしながら、堀川に沿って歩いていると屋形舟!
お?屋根もあるし、足も疲れないし、乗ってみよ!おはな

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乗ってから分かったけど、その日なら何度でも乗り降り可能。
乗ってから分かったけど、低い橋は屋根を下げて通過、人は海老折り。ひやひや

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えっ?! もっと、屋根畳むの?? こ、これは、メタボの方、腰の悪い方、いかがなものでしょう?

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体を前に倒す橋は、全部で4箇所。それ以外は、川風が気持ちいい〜。 ニコニコ

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船頭さんが言っていましたが、堀川のどこか一箇所を埋めていたら、こんな観光資源は無かったでしょう。
前日に訪れた、手付かずの廃坑と町並みが、世界遺産に登録された石見銀山。
高知市で、道路整備から市民が守ろうとしている「新堀川」。
歴史や自然を壊すのは一瞬です。
いつの世も、100年先を見る義務があるのではないでしょうか?
ネ!姫と殿!!ウィンク
| PERSONAL | - | 18:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
松江のお昼ごはん
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からころ工房で遊覧船を下り、商店街の視察。
お〜、松江のマンホールもおしゃれ。薄い黄色もグレー中心の町並みに彩を添えています。

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そろそろ遅いお昼でもと思った時に、宍道湖のほとりに一軒の和食のお店が!

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なんと、お昼の限定まかない定食800円&ビール
お豆腐がおいしいかったの♪小さいお吸い物入れには、松江で3杯目のしじみ汁。つまり毎食!モグモグ 

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お店の名前は、その名も「ほとり」。
HPの写真がきれいなので、そちらでお楽しみくださいね。
| PERSONAL | - | 17:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
島根3日目 松江
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3日目も快晴!宿泊した「ホテル一畑」さんの渡り廊下からの眺めです。
屋上露天風呂があり、宍道湖温泉の透明無臭のさらっとしたお湯につかりながら、
朝日とこの眺めを楽しみました。屋根が反射しているのは、島根美術館。
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夕べは、この湖のほとりをジョギングしている人もいました。いい所だなぁ…。
手入れの行き届いた松が、出雲の美観を高めています。
ホテルの方が外にまで出て、撮影してくださいました。ありがとうございました。
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一畑タクシーとホテルにお世話になりましたが、
社員教育はさすが大会社「一畑グループ」さんでした。「あっぱれ!!」
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現在松江は、「松江開府400年祭」。5年かけて築城したから、今年から5年間イベントが続くようです。
石見銀山が世界遺産に登録されたこともあり、島根は注目ですね!
| PERSONAL | - | 19:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
松江の夜ご飯
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ライトアップが見たかった、元、日銀の「からころ工房」です。
昨夜の晩御飯は、カラーセミナーの前だったから、お酒は無し。
松江で「のどぐろ」と日本酒がおいしいお店をホテルで聞くと「にしき」さんを教えてくれ、予約もしてくれました。

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食器も同じ窯元に注文しているとか。昨夜のセミナーでおススメしたとおりの焼き物の色にびっくり!
辛口の日本酒は、李白だそうです。

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金沢以来の「のどぐろ」だぁ〜いモグモグ 

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大将の出身地、奥出雲の米焼酎「砂の器」。42度の黒ラベルの方を頂きました。
なんでも第3セクターで製造販売しているようで…。
帰りは、堀川や宍道湖のほとりを、風に吹かれながら歩いてホテルへ。
夜景もきれいでした☆
| PERSONAL | - | 23:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
宍道湖の夕陽
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感動の宍道湖の夕陽です。嫁が島の松がなんとも風流。鳥みたいに黒い点は飛行機。。。
地元の方が、「少しは雲が出るから(出雲だもん)、こんな完璧な夕陽はめったに見られない」と、おっしゃるほどラッキー

大田市駅16:04発の特急に無事乗り、17:01松江駅着。
タクシー10分で、本日のお宿「ホテル一畑」さんに到着。
チェックイン時に、17:40にホテルを出る夕陽バス(タクシー)の申し込みを見つけて予約したのでした。

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国交省さんエライ!「とるば」つまり写真を撮るパーキングスポット。
駐車場から、地下道を通って、湖のほとりに行けるのです。

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階段状になっているから、たくさんの人が夕陽を楽しめます。
向こうに見える橋が宍道湖大橋。そのたもとにも夕陽スポットでもある「島根美術館」があります。

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平日の18時ごろです。
お年寄りや小さいお子さん連れの家族連れが多く、「こういう環境の中で、豊かな情緒が育つんだなぁ」と、感じました。

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旅番組のお陰で情報を得ることもありますが、やっぱりちょっと違和感が…。
周りの方たちは、遠慮しているんですね。

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シルエットだけでも、いいのっニコニコ
| PERSONAL | - | 22:11 | comments(3) | trackbacks(0) |
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