高知のカラリスト大倉美知子のごきげんな毎日
「タージ・マハール」 北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その7
今回の旅のメインイベント☆
4つ目の世界遺産、憧れの「タージ・マハール」です!

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ムガール帝国第5第皇帝シャー・ジャハーンが、亡くなった王妃を想う気持ちが溢れる、完璧なシンメトリー建築の美しさに圧倒されました。

手前の庭園は、ムガール様式。
4つの尖塔ミナレットに囲まれたドームは、イスラム建築。
貴石で施された草花・唐草・幾何学模様は、ペルシア調。
これらの融合が、北方から侵入してきたムガール王朝の独特な様式美ですね。

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縦階級は別として、デザイン美から、多様な民族と言語や宗教を受容する、インドの国民性が育まれたのではないかと、視覚から感じました。

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いよいよ霊廟に。
靴にカバーを被せて上がります。
 

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アーチの周りには、黒大理石のコーラン。
中は撮影禁止です。
この正面入口から入ると、レプリカですが霊廟の中央に14人の子を産み36歳で亡くなった王妃の柩、その横に息子による幽閉後に葬られた皇帝の柩が置かれていました。



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こちらは霊廟の出口です。
イスラム教徒にとっては、罪を許され清められる高殿。
究極の愛と建築美に心を洗われて、誰もが清々しい表情なのが印象的でした。

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大理石の草花の彫刻は、ペルシャ調。

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メインドームの階段下から、基部の壁を撮影しました。



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更に、隅をアップにしてみましょう。

翡翠・水晶は中国から、サファイヤはスリランカ、トルコ石はチベットなど、
世界中から集められた、華やかな貴石の象嵌細工です。

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建築家や職人を3万人を動員し、これだけの物を1631年から、たった22年で建築したとはスゴイ!
大理石をはじめとする膨大な資材を各地から運ぶ象たちも想像してしまいました。



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入口から向かって右手の迎賓館側から。


東西南北どこから見てもシンメトリーの美しさ!

※飛行機や人ごみでウイルスから守ってくれる、IDカード状のエアマスク除菌はオススメです。

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霊廟から、入場してきた赤砂岩のメインゲートを臨みます。

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これは入場する時の写真。


扉はムガール・アーチはイスラム、ムガール・イスラム様式のメインゲートです。



※手前は現地ガイドのシンさん。


シク教徒なので、2日に1回、朝10分ほどかけて6mのターバンを巻くのだそうです。


紺からモスグリーンに変えていたので、「ニューイヤーズ用の特別な意味を持つ色か」と質問したら、


単に彼のラッキーカラーのグリーンでした! 

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このメインゲートを抜けると、感動のタージ・マハールが姿を現します。

冬の午前中は濃霧で隠れてしまうので、日程を調整して夕方入りました。
こうして夢のタージマハルが見られたのは、136回目のインド添乗☆読売旅行 山原添乗員さんの御蔭です!
感謝☆

| PERSONAL | 色旅 | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
「アグラ城」 北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その6
この旅、3つ目の世界遺産、アグラ城。

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噴水付きの優美な大理石の八角塔は、タージ・マハールを建築したシャー・ジャハーン帝が、愛妃ムムタズ・マハールの居室として建てたもの。

その後、あまりの浪費ぶりに、息子によって1666年に74歳で亡くなるまでの7年間をこの部屋で幽閉されている。

このバルコニーから、ヤムナー河の対岸に小さく見えるタージ・マハールを眺める70代の皇帝を想像すると、なんだか切ないなぁ。。。

ちなみに、1666年はニュートンがスペクトルを発見して「色は光」と証明した、色彩の物理科学元年!

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ジャスミンタワーとも呼ばれる塔は、補色配色の貴石や彫刻で飾られて、なんて優美なデザインなのでしょう。

インドの色って、作るんじゃなくて、宝石そのまんまなんですから・・・。


マハラジャったら、もう。。。(笑)

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白大理石をふんだんに使った、シャー・ジャハーン帝の謁見の間。

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シャー・ジャハーン帝と子どもたちの寝室ゾーン、カース・マハール。

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寝室の天井や壁を埋め尽くした、象嵌や金細工☆

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着色ではなく、大理石が光を通すことを計算したデザイン。

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優美なセンスの持ち主ゆえの散財なのでしょうね。。。

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実は、最初に赤砂岩の堅固な城塞アグラ城を建築したのは、3代皇帝アクバル。


1565年から10年かけて建築したということは、同時期に世界遺産ファテプールシークリーも建築していたということ!

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これは城内ですが、高さ20mを誇る赤砂岩の城壁が、2.5kmに渡って続いているのだそう。

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石造りの浴槽として展示されていますが、現地ガイドさんによると、元は宝石の都ジャイプールから輿入れした妃の持参金として中に宝石がざっくり入っていたのだとか。


インドのマハラジャって、桁違いの財力ですね☆

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アクバル帝が、待望の息子ジャハンギールの為に建築した宮殿は、赤砂岩に白大理石の象嵌細工。
もちろん、イスラムとヒンドゥー様式の融合デザイン。

それぞれ趣が違う、ムガール帝国 歴代皇帝の居城なのでした。

| PERSONAL | 色旅 | 19:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ファテプールシークリー」 北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その5
北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その4今回の旅、2つ目の世界遺産「ファテプールシークリー」へ。

霧の中、アグラから1時間程の移動中、道路の両脇に延々と続く菜の花畑が幻想的でした。
菜種油を採るついでに、養蜂もしていましたよ。

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1571年にムガール帝国3代皇帝アクバルが、ジャイプールから遷都して、わずか14年で捨てられた「勝利の都」。

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イスラムとヒンドゥーが融合した美しい建築様式。
宝石の家とも呼ばれるディワニ・カース。

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その中にあるのが、見上げるタイプの玉座です。

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中庭のマス目は、人間チェス盤。
 




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王様は風通しの良い5重の塔から、ゲームを楽しんだのだそう。

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皇帝のプライベートルーム、クワーブ・ガー。


プールの通路も美しい宮中女性たちを渡らせて楽しむ趣向。

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とにかく、彫刻や型押しで「何様式?」と、混乱するほどの独創的なデザインが至る所に施されています。

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後継者が生まれずに悩んでいた皇帝が、予言によって遷都した王宮。
ザクロの子孫繁栄など、日本の吉祥文様のような意味が、精一杯込められているのでしょうね。

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宗教文化の融合という哲学を持ち、イスラム教意外にも寛容だったアクバル帝。
ヒンドゥー教徒・イスラム教徒・キリスト教徒の3人の妻のように、


貴重なオリジナルデザインの宝庫でした。

| PERSONAL | 色旅 | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ジャイプール」 北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その4
ジャイプールは、歴史ある伝統工芸の街。

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宝石店見学へ。

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手前のスタールビーが特産です。

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次はインド更紗店見学。

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ヘナを重ねる、ブロックプリントの実演です。

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せっかくですから、サリーを着せていただきました。


ナマステ〜!

| PERSONAL | 色旅 | 17:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
「シティ・パレス 」 北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その3
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アンベールからジャイプールへの遷都を行った、マハラジャでジャンタル・マンタルをはじめ各地に天文台を作ったサワーイ・ジャイ・スィン2世が、1729年に建築した王宮「シティ・パレス」です。

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現在もマハラジャが居住しており、このように旗が上がっているのはご在宮のサイン!

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謁見の間ディカニ・カース。

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優美なアーチの列柱とシャンデリアに、うっとり。

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マハラジャの住居、チャンドラ・マハール(月の宮殿)。

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見事な孔雀は、踊る女性を象徴しているのだそうです。

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緻密なデザインのラジェンドラ門。

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神様のお遣いの大理石の象が守っています。

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ジャイプールの別名、ピンクシティを象徴する「風の宮殿」。

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姿を見る事を禁じられていた宮中女性が、小部屋から街の様子を見る為に建てられたそうです。

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年末年始のホリデーシーズンということで、


シティ・パレスの珍しいライトアップも見る事ができました。

| PERSONAL | 色旅 | 16:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
「ジャンタルマンタル」 北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その2
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1つ目の世界遺産「ジャンタルマンタル」は、


1728年に天文学者でもあったマハラジャ、サワーイ・ジャイ・スィンが建造した天文台!

これは、ラグ・サムラート・ヤントラという日時計です。

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太陽が出ていたら、メモリの日陰の位置で2秒単位まで時間を測れるとか。


現在も正確に計測が続けられており、都市ジャイプールのジャイは、彼の名前から取られたものだそうですよ。

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各12星座の観測儀、ラージ・ヴァラヤ・ヤントラ。

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補足用のジャイ・プラカーシュ・ヤントラ。


対になった物がもう一つあります。デザイン的にもスゴイ!

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ナディヴァラヤ・ヤントラ。


これも南北2つのプレートに落ちる影から、春分や夏至などを計測します。

| PERSONAL | 色旅 | 14:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
「アンベール城」 北インド年越し旅行(3都市7世界遺産)その1

北インドの旅は、ムガール帝国300年の華麗なマハラジャ文化に触れる旅でした。

1つ目の都市は、宝石で有名なジャイプール。
17世紀にほぼ完成したと言われる「アンベール城」へ。

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今回の旅のインテリアで一番感動した「鏡の間」。

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天井もこんなに緻密です。

ろうそくの炎や色布が、鏡の間全体に反射する様子を想像すると、
まるで万華鏡の中に居るような気持ちになりました。
ロマンティックですね〜♪



散りばめられていた宝石が剥された壁。
当時を考えると豪華さにため息が出ます。。。

添乗員さんによると、青はトルコ石やラピスラズリ。
緑は水晶・石英・石灰石などから採られたそうです。

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緻密なフレスコ画が見事な宮殿の正門「ガネーシャ門」。
中央の入口上部にヒンドゥー教のガネーシャ神が描かれていて、
アラベスク模様と折衷デザインです。

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小高い丘の斜面に建つ、アンベール城からの眺め。
周囲の山々には、万里の長城のような城壁が残っています。

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・・・というわけで、アンベール城の往復に利用される、
ヘナで彩られた、有名な象タクシーのお通りです。

象は神様のお使い。
動物園の檻は何なんだと思ってしまうくらい、普通にすれ違います。

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私たちのツアーは、高さがありすぎて危ないのでジープに分乗。
細い坂道を野良ヤギの群れもすれ違います。
道路は人間だけの物では無いのよね。。。

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運転席・助手席・後部共、当たり前のように、どこにもドアはありません。
必死に掴まりながら、「これだけ使ってくれたら、車も幸せだな〜」と、
テープや布でぐるぐる巻きのハンドルを自動車整備科の学生の為に撮影しました。(笑)

1箇所目にして、現地ガイドさんの「インドだから。」に、洗脳されました。


| PERSONAL | 色旅 | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
吉野千本桜2013
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念願の吉野の千本桜を見てきました。
桜の期間は歩行者天国になるので、まずは吉野駅から公共バスで中千本。

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中千本から、ピストン輸送のマイクロバスで奥千本へ。 

細い修験道を辿り着いたら、見知らぬ人どおしで記念撮影が始まります!(笑)
まさにプチ登山でっせたらーっ

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義経の隠れ堂。

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西行庵。

奥千本は、「行ったどー!」と、言いたくなるよな場所でした!

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奥千本から上千本へ。
山肌を吹き上がる桜吹雪に包まれ、鶯の声を聞きながら下ります。
花矢倉で、景色を堪能!

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一目千本!
参拝者が、白っぽい桜を植樹してきた修験のお山。


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今回の色旅の目的は、山岳信仰の青の謎を探ること!

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撮影はできませんが、ご本尊を拝観させていただきましたよ。

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大阪からは、さくらライナー。

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1両だけですが、エグゼクティブ車両がおススメです!
| PERSONAL | 色旅 | 23:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
キラキラローソン☆
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ここは、渋谷ヒカリエ11F。
ガラスに映っているのは、撮影している私です。
どこまでも続いていくような、ラインが空間の広がりと、
「向こうに何があるんだろう?」と視線を誘導します。
そして、左に見えている焦げ茶の壁が、今回の主役!

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東急シアターがあるフロアの雰囲気を損ねず、床と天上のデザインに見事にマッチ!
アクセサリーのようなカッティングのアクリルが散りばめられた、
おしゃれで高級感がある、キラキラLAWSONです。

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1枚目の写真のガラスの向こうは、雨だれのようなインテリアアクセサリー!
ラグジュアリーなキラキラテイストが連動しています。

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正面です。
散りばめ感がハンパなくおしゃれ!

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LAWSONのOの中の一粒☆

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これでもかっ!のドアップです(笑)。

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店内のブルーライトも爽やかで上品に光をふんわり放っています。

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天井のダウンライトは、昼光色と白熱色の交互使いで、演色性を高めています。

ところで、高松市は、来夏から屋外広告物の色彩規制を強めることになりましたね。

私は高知県の「屋外広告物審議委員」なので、
先週、京都に研修旅行に行った学生の色旅課題に、屋外広告物の撮影を出しました。
「タイムスが白地に黒図だったので、パーキングと分からなかった」等、発見満載だったようです。

私からの報告は、先週末にJ-colorの出張で行った、このキラキラローソンでした!!
| PERSONAL | 色旅 | 21:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
2011紅葉の京都「東本願寺」大屋根改修工事
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京都駅から北を望むと、雨雲の移行と共に伸びる虹!
あまり虹のふもとが見える機会は無いので、「太っ!」と感動。
手前の白い覆いの三角屋根が、2012年から改修予定の「東本願寺」阿弥陀堂!

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エレベーターで昇って、間近で見学できるのです。

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少なくとも116年前の瓦が目の前に!激動の歴史を見続けてきたんですね。

1864年「蛤御門の変」で類焼し、1895年(明治28年)に再建されたそうです。
昨夏の猛暑、現代龍馬学会の紀要論文執筆のために、
京都の町を取材して回ったことを思い出します。

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阿弥陀堂の足場から、紅葉の京都が見下ろせます。
100年に一度、見ることができる景色でしょう。
次の100年もどうか日本が残っていますように。。。

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既に改修工事が終わった、隣の「御影堂」の屋根も目の前で見ることができます。
金箔を貼る前に梅酢を使う作業などもパネル展示されていました。

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色が暗い中段は、全体の3割に使用できた明治の瓦の再利用。
他は粉末にして新しい瓦や歩道に再利用しているそうです。

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「御影堂」の障壁画改修の顔料の説明もありました。
貴重な体験をさせていただきました!
| PERSONAL | 色旅 | 17:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
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